我が妻が、2004年6月、「アルツハイマー病」と診断されました。いわゆ若年認知症です。現在の医療では、不治の病です。
私は、知人とのお茶のみ話のなかで、妻の症状と介護の様子を語りました。知人いわく
「大沢さん、本にしてください」と言われ、つたない闘病記を綴り、このたび、講談社から
「妻が認知症になりました」「限りなき優しさでアルツハイマー病の妻・正子と生きる」というタイトルの本を発刊しました。
妻は現在60歳、発症してから6年有余を経過しています。いまや「要介護5」となり、「重度」を通り越して「最重度」となってしまい、余命いくばくもなくなってしまいました。
認知症をめぐる課題は、重く深いものがあります。制度の問題や国、県、市町村の対応、医療、家族介護、地域介護、施設の在り方、失業、経済的破綻、子供への影響等々、諸課題が山積しています。
これらの問題解決は、まず、当事者が声を張り上げなければ道は開けないとの思いに到達し、我が夫婦が苦悶しながら認知症と向き合っている様を書き上げました。
どうか、多くの方々に読んでいただき、認知症のなんたるかを知っていただくと同時に認知症の介護について参考にしていただければ幸いです。
本は、327ページ、定価1500円(税別) 各書店で販売しています。