私ごとであって、私ごとでない」という思いに駆られて、本年2月定例会の一般質問で妻(57歳)のアルツハイマー病を公表しました。新聞各社もこのことを大きく取り上げていただきました。県当局が把握しているだけで県内505人もの若年認知症の方がいることが判明しました。この505人の方は何らかの手続きをとっている方です。
私の問題意識は、この505人の方々は勿論ですが、本人も家族も認知症であることすら分からず、若しくは分かっていても表に出さず、悶々とした状態で生活している方々のことを思うと胸が痛くなります。大変、僭越ですが、ここの隠れた部分になんとしても光を当てたい。家族の記憶が完全に消えてしまう前に精神的・物理的に苦しい生活から少しでも脱却していただきたい。そんな思いで家族会を設立することになりました。
更に、専門医と私の推測が一致していますが、残念ながら、若年認知症は今後ますます増加します。この若年認知症に対して、日本の現状は、治療を始め制度も施設対応も遅れています。
このたび、小寺知事を先頭に県執行部を始め、若年認知症の権威者である宮永和夫・群馬県こころの健康センター所長・職員みなさまのご理解や大澤正明・現群馬県議会議長、中村紀雄・前群馬県議会議長及び議員各位の深いご理解をいただきながら、仮称「若年認知症ぐんま家族会」を設立することになりました。
この会の目的は「若年認知症家族同士の交流により患者本人と家族の安息と心豊かな生活づくりを目指して、専門治療や福祉・介護等の充実を図るための活動を行う」としています。
当日は、会則、会員、役員、会費等を決定すると同時に宮永和夫所長の記念講演。不肖、大沢幸一から実体験報告をさせていただく予定になっています。
お問い合わせは、
「群馬県こころの健康センター」 相談援助グループ
前橋市野中町368
電話 027―263―1166(代表)
ファックス 027―261―9912